※写真はフリー素材し、イメージです。
以前まではテレビやパソコンの画面に合わせ、動画といえば横長というイメージが強く、投稿される動画も横長がメインでした。
スマホで動画を見ることが当たり前になると、動画を全画面で見たい場合は横にする必要性が出てきました。
ショート動画とスマホの関係
ここで重要な点はPCは固定で座って閲覧ですが、スマートフォンの場合は電車の中、車の中、授業中、電車の中など、行動中、移動中などながらで少し空いた時間を使っているというのがとっても大事な視点です。
縦型で、さらにいつでもどこでも見られるようになったために、映画を映画館でじっくりみるようなPCでの閲覧は忙しい現代ではますます少なくなり、色々なライフスタイルに合わせた形で動画は発展途上中と言うことだと思います。
家族団欒が少なくなっている以上、80年代のようにテレビを囲んで一緒に食事とか、一人で家に帰って、大画面PCで検索してという時間も減ってきているのだと思います。
動画は長編から短編へ
スマートフォンの普及が縦型動画を推し進め、さらにライフスタイルの変化からショートムービーへと移行しているということだと思います。
「数分の空き時間の暇つぶしになる」と結論づける人も多いですが、現代人は基本そんなに暇を上手に使えていないといえます。
確かに数分駅で電車を待つ間は暇が当てはまりますが、でも移動中というその中での隙間時間なのです。
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動画に対しての価値観の変化
私たちは、本来ならば目まぐるしい日々生活のなかに挿入する息抜きであるはずの「娯楽」時間を、ゆっくり楽しむということにさえ、多かれ少なかれ効率的で合理的な処理能力という点が付け加わってきているように思えます。
いついかなるときも効率的で生産的な「優秀さ」を求められている現代人は求められているように思えます。
現代の若者は、もはやYouTubeの10分程度の動画でも「長い」「見ていられない」と感じるようになっています。
それくらいに切羽詰まった毎日を生きているといった忙しい日々を送っています。
「楽しみ方や攻略法を試行錯誤の末に発見する」とか「楽しいと思えるものが見つかるまで、そのジャンルにとどまり続けて、まだ見ぬ作品を試行錯誤して掘り出していく」といった地道な作業をあまり好まないのです。
というよりも好まないというか、そんな時間的・精神的余裕がないのでしょう。
それよりは他の人が発見した効率的な方法を手っ取り早く紹介してくれる動画を検索してその内容を知るといった流れになります。
この生き方の方が効率的で生産的だと考えて行動しているように思えます。
まさに、ショート動画は時代にマッチして流行っているという事ですね!