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薬剤師に就職や転職をしたい場合は?気になる男女比や業務別比較

 

 

薬剤師の就職先というと薬局や病院が代表的ですが、その他にも意外な場所で薬剤師は活躍しています。

狭い範囲で就職先を決めてしまうと、自分の能力を発揮しきれない職場に就職して後悔するかもしれません。

自分の将来を決めるときに選択肢を広く知っておく方が、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。

そこで今回は薬剤師の就職先についてどんな選択肢があるのか、そのメリットとデメリットについてご説明します。

また、就職の失敗を防ぐ方法と、他の薬剤師と差をつけて内定を勝ち取るためにすべきこともお伝えします。

 

薬剤師の男女比

厚生労働省によれば、平成28年での全国届出【薬剤師】はおよそ30万人(男性約11.7万人、女性約18.4万人)とのデータが出ています。

昔から薬剤師は結婚・出産後も女性が活躍しやすい仕事として、女性に人気の高い仕事であることは変わりありません。

 

薬剤師数を施設・業務別に比較

薬剤師が勤務している施設・業務を分けて見てみると、薬局での勤務が最も多くおよそ17.2万人、病院や診療所など医療施設の勤務がおよそ5.8万人、大学での勤務がおよそ5000人、医薬品関係企業の勤務がおよそ4.2万人、衛生行政機関・保健衛生施設勤務がおよそ6800人となっています。

 

調剤薬局で働くメリット

・幅広い医療機関の処方箋に触れられるため、実務経験かつ知識もつけられる

・患者さんと対面でのコミュニケーションがとれる

・地域医療に貢献できる比較的休みは取りやすく、夜勤が基本的にはない(夜間対応を除く)

・管理薬剤であれば高年収も狙える

 

薬剤師が就職に失敗しないためには?

就職時には幅広い選択肢があるため、迷ってしまうことも多いかもしれません。

十分に業界研究や情報収集を行っておかなければ、理想と現実のギャップで後悔することにもなるかもしれません。

 

ポイントを押さえたうえで、就職活動を成功させましょう。

自己分析を十分に行う

自分がやりたいこと、理想の未来、描く生活スタイルなどを考える

自分の強みや弱みを把握した上で、それを活かすことが大切

 

大手企業以外も見学する学生時代には業界を全て把握することが難しいので、つい大手企業だけに目が奪われてしまうのではないでしょうか?

待遇面や社会的な地位を考えても大手企業のメリットは多いですが、中小企業にも良い会社は多く存在します。

大手だけに限定せず、中小企業も含めて見ることを意識すると可能性が広がります。

 

研究職を目指す人や大学勤務を希望する場合などは、学会への参加がおすすめです。

研究発表から別の研究室との繋がりができたり、情報収集ができたりするので武器になります。

また、学会によっては就活コーナーもあるのでそれを活用するのもいいでしょう。